私が所属するチームでは、品質保証の仕事を担当しています。お客さまと製品の品質の取り決めをしたり、お客さまの要望通りの製品に仕上がっているか、さまざまな測定機器を使い、出来栄えや品質面のチェックをしたりします。そこで何か問題が見つかれば、フィードバックの形で技術開発のチームや製造現場とミーティングを開いて、対策を考えます。
この仕事の一番難しいところは、コミュニケーション。お客さまとの対話や社内の担当者との対話など、人と人の対話が重要です。万一、製品に何か不具合が起こったときも、お客さまとの初期対応を素早くするなど、コミュニケーション力が要求されます。
これまでで一番記憶に残っているのは、スポイラーの不良品削減という改善活動に取り組んだことです。品質管理、技術開発、製造現場が週2、3回のミーティングを重ね、成形の際のナイフ傷をなくしたり、工程を見直したりという対策を進めて、1カ月で不良品半減という成果を上げることができ、大きな達成感を得られました。
メーカーの方に「みのるさんの製品は品質がいいね」と言われるとうれしいですし、私自身が“お客さまに喜んでもらえる仕事”を目指しているので、そういう言葉をもらえると、とてもやりがいを感じます。
